「悲しき恋歌」をもっと楽しむ本 感想

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「悲しき恋歌」をもっと楽しむ本―韓国版全20話のディープな魅力が満載

stars 「悲しき恋歌」をもっと楽しむ本 感想

図書館で見かけたので、思わず借りた本。これはなかなかに突込みどころ満載の本だ。
まず、はじめにのところで、他の韓国ドラマと違って設定からドラマの展開まで無理の無い繊細な演出が施されている。と、書いておきながら119ページの脚注でジュンヨンが「肝破裂」なのに病院を抜け出したりしていると自ら突っ込みを入れている。

hReview by stanaka , 2006/01/14

その繊細な演出の例としては52ページに3話の列車でのジュンヨンとヘインのすれ違いのシーンで必然のすれ違いとして紹介している。ジュンヨンはゴンウの邪魔で列車の前からではなく列車が動き出したため後ろから乗る羽目になったので前に座っているヘインに気付かなかったとのこと。
なーーーるほど。勉強になります。

ヘインの部屋の自分自身の写真

ヘインの部屋に馬鹿でかい自分の写真が貼ってました。日本的感覚からはどういうセンス!?って疑ってしまって、私はゴンウがこの部屋の内装のコーディネートしたので自分の趣味でわざわざヘイン本人の写真を貼ったのかと思ったのだけど、韓国では普通とのこと。

ちゃんと働いている会社員

96ページになんとも皆が感じていてあまり見ない振りして指摘していない部分を書いています。このドラマで出てくる会社の従業員はみんな頑張り屋だと。従来の韓国ドラマでは仕事はそっちのけで自分の恋愛に夢中になってしまうところが、ちゃんと頻繁な会議や作詞作曲に営業とまっとうな労働に従事していますとな・・・・。

日本人からはわからない韓国の文化、慣習が書かれていて参考になる本でした。

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