韓国文化講演シリーズ「私の中の韓国」5月は黒田福美「韓国地方の旅~文化も人情もホンモノは田舎にこそあり」を聞いてきました。会場の韓国文化院 ハンマダンホールは満員の盛況ぶりでした。司会の方が10年間やっているがこれだけ一杯になったのは初めてと言っていました。
韓国の地方の地名が多数出てくるお話だったので、書き留めていますが今一つなじみのない地名や観光地なので調べてからアップしたいので本講演も複数回のアップとします。
黒田福美さんはジーンズにリュック、帽子をかぶっての完全な旅姿で登場されました。それほど大きくないリュックでしたが3泊4日の旅ならこれでOKという旅慣れた人の発言。そして、福田さんが会場のお客さんに「ソウル、済州島、釜山、慶州以外の韓国の地方に行った人」って声をかけると会場内の人たちかなり多数手が挙がっていました。
黒田福美さんの韓国の旅行のスタイルはお話を聞いて勝手に判断したのですが
- 一人旅
- 出会いを優先
- 旅行前に調べるが現地で柔軟に変更していく
というもののようです。特に出会いについては
- 日本に興味のある青年を紹介してもらって一緒にバスで移動してメアド交換して今でもメールのやり取りしている。
- バスの中で寺へ行こうとしていると話しかけたら、案内してあげると寺を案内してもらい、近くの温泉に行って分かれて(案内してくれたのは男性)、1時間後に合流して焼肉食べに行った。
- 統一公園へ行く公共交通がないのでインフォメーションで相談したらマイカーで来ていた韓国人に声をかけてくれて一緒に行った。
というバックパッカー並みの旅を満喫されています。こんな旅を30年前からしているとのことで、女優がそんなことして危なくないのかと思ったりするのですが、そのあたりのリスク回避の話はありませんでした。話の仕方からすると危ない目には合ってないような気がします。無意識に危険なことや危険な人を避けれる人というのはいますから、黒田福美さんのやり方を丸ごと真似るのはちょっと危険かなと思います。
旅の七つ道具
黒田福美さんが旅の七つ道具として紹介したのが以下の品々
- 首からぶら下げるペン
旅先ではメモすることが多い - 小さなメモ帳
- 帽子
日差し除け、防寒 - 手袋
山の崖を登るときとか鍾乳洞に入るとき遠慮なく握れる - 帽子や手袋を止めれるストラップ、金具
リュックやベルトに止めることにより手ぶらで行動できる。特に名刹は山奥にあることが多いので山に入ることを考えると重要 - 綿スカーフもしくは手ぬぐい
座ったり、風呂敷にしたり、防寒にもなる - 携帯電話
市外局番+1330に電話するとその地方の観光課につながる。ソウルやプサン(たぶん)などでは韓国語以外に日本語、英語で会話できる。地方にいて日本語しかできない場合はソウルにかけて、現在地の情報を聞くことも可能な(はず)一人旅では重要なアイテム - 爪ヤスリ
韓国は乾燥しているので爪が割れやすい - 化粧品に関してはパレットを自作して自分が使いやすくしている。実際に見せていましたが会場内の女性からはどよめきがあがっていたので使いやすいのでしょう。
私が旅に持って行っているのは帽子と携帯電話の代わりにiPhoneだけですね。他も今度からは持っていくことにしよう。あとはカメラが登場しませんがどうも黒田福美さんはカメラ女子ではなさそう。講演会中にプロジェクターから映し出されていたのは韓国全土の地図だけでした。
また、黒田福美さんが紹介していた韓国全土の地図と観光ルートなどが記載されているという本は多分、全国旅行スーパー情報かな?必要な部分だけ取り外せるバインダー式で便利そうな本でした。

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