今回はチャングムにとって転機となるお話と思う。転機となる項目も料理とほのかな恋と2つもある。
前回の最後で、皇太后による1回目の競合に敗れてしまう。驚いたチャングムの顔が妙に印象的。そして、チャングムはハン尚宮(サングン)から療養中の尚宮(サングン)の世話係を言い付けられて宮中から追い出されてしまう。
なぜ、負けたかはチャングムが料理の小手先の技術に走り、勝負のそもそものポイントが民にも食べられる料理というコンセプトで普段は捨てている食材で作るということを忘れてしまって高級な食材で作ってしまったことにある。
まあ、でも正解は判定する人によって変わるので、問題は皇太后の考えを読み違えたことにあるかもと思うのだが、そうすると今回のお話の題名にもなっている「真心」に行き着かなくなる・・・。
助手のいなくなったハン尚宮(サングン)に、ヨンノやチャンイはチャングムの代役を申し出るが、それぞれに課題を出して誰もできずにハン尚宮もチャングムを懐かしく思ってしまうというあたりがなかなかいい。
課題は、
1. 水汲み
2. 野草100種類をつんでくる。
3. 味を描く
不満を言う彼女たちにライバルのクミョンは「チャングムは全てクリアーしている」と諭す。いい子だねクミョンは。
一方、チャングムが遣わされた尚宮(サングン)の最後の望みは子供の頃に兄から貰って食べた「もちもちして香ばしい米」をもう一度食べたいというもの。結局はチャングムが技を駆使するがそれよりも「真心と手間をかけた」米がおいしかったという基本的なことを思い知らされたチャングム。ここで料理の本質に目覚める・・・・のか?
また、チョンホも同時期に同じ場所にある内偵調査に来て、チャングムと出会う。ずっと暗かったチャングム・・・・本当にいつも走ってにこにこと前向きに明るいチャングムが今回のお話では暗かったのだけど、おじさんに連れられて海を見てはしゃぎ、そこで、チョンホと出会い一緒に遊ぶうちに近しくなっていくふたり・・・。
さーーて、恋の行方は・・・でも、女官って王様と結婚しているようなもので、他の男とは一生結婚できないはず・・・どうなるのか?と思っていたら、クミョンもお暇をもらってチョンホを追っかけてきて、チャングムと親しく話している姿を見て、さーーーこの三角関係はどうなる???というところで今回はおしまい。
地上波の感想 宮廷女官チャングムの誓い第16話「真心」もどうぞ
↓チャングムのアナザーストーリを読みたい人、最後まで待てないのでとにかく終わりを味わいたい人はこちらの三部作をどうぞ。
コメント
チャングムの誓い<16>みた!(ネタバレ)
気になる敗因があきらかになりました。んー、納得。 家庭で作れる「チャングム」の韓…
初めまして。TBありがとうございます。
女官ということで恋愛的要素はすくないのかとおもったら、結構でてきましたね。浜辺でもたわむれましたし。
クミョン、子供のころからジョンホを思っていたのでさすがにかわいそうですね。いい子だし。
こんにちは、さわわんさん。田中です。
コメントありがとうございました。
クミョンは純粋な感じがするので幸せになって欲しいのだけどどう展開するのでしょうかね・・。
今、テレビの、チャングムの誓いという番組に夢中です。
ちょうど、春香伝の時代背景かと思います。日本の室町時代ですね。
フィクションといっても、日本の文化と違った言葉
衣食住に、いきいきとえがかれて、とても素敵な、主人公
もさることながら、医薬、食同源というテーマが、私達
食を扱う者として、とても、共通点などがあり勉強になります。
司馬遷の史記、漢書、後漢書の中のある、華陀という医者は
優れていましたが、最後は、殺されてしまいます。
そういうことが、医女のチャングムが、勉強したのではないか?
とおもわれる話が織り込まれていて、朝鮮半島全体が、中国との
文化との接点が大変興味深くかんじられ、大変おもしろいと思いました。
誰かの為に、心を込めて作る、事がテーマとして、
壮大な歴史の中で、伝統としてうけつがれていく、食文化。
日本、韓国、中国との関連、きっても切れないご縁の中で
今まで知らなかった、韓国を、もっとしりたいとおもいました。
いつか、きっといきたいとおもいました。
ではごきげんよう。
伊藤さん、こんにちは。首都圏は台風が来るというので会社は15時で退社となったのでのんびりとパソコンしています。
食の関係の方ということで、料理法とか、材料の使い方など日本と比べてどうなのでしょうか?木の実を多く使っているような気がするのですが・・・。これから、丁度折り返し点の27話に向けて盛り上がって行きますのでご期待ください。
・「チャングム」16話「真心」
NHK総合テレビで放映中の「宮廷女官 チャングムの誓い」。昨日2006年2月3日(金)放送は、第16話「真心」でした。※ドラマのチャングムをご覧になっていない方は、スミマセン!この記事、読み飛ばして下さいまし…