風の絵師 1

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風の絵師1 宮廷絵師への道 (単行本(ソフトカバー))
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小説「風の絵師1」を読みました。パク・シニャン、ムン・グニョンが出演している韓国ドラマ「風の絵師」の原作です。

これが滅法面白い!早くレビュー書きたいと思いながら時間がとれず、それでも一刻も早く書きたいと結局は分割で書く羽目になっています。

歴史美術ミステリーなんてキーワードが踊っている小説ですが、それだけではなく同時代に存在したい3人の天才の戦いを描いた物語と言えるのではないかと考えています。

三人の天才は、キム・ホンド、シン・ユンボクはそれぞれ師匠と弟子になりますが、もう一人は時の朝鮮王朝の王様である正祖。戦いといっても敵同士ではなく同志としてお互いの能力をぶつけ合うという関係です。そこに絵画が挿絵として物語を飾っているのですが本当に小説で書かれている背景があって描かれているかどうかは分かりませんがものすごく興味深く絵を眺めることが出来ます。私はシン・ユンボクの代表作の「美人図」や「端午図」などを所蔵しているソウル城北洞にある澗松美術館に行きたくなりました。

ドラマではシン・ユンボクは男装の女性という設定に変えられていたり、キム・ホンドがかなりお茶目であったりして、それこそドラマチックに仕立てられたりしていますが小説もなかなか面白いです。お勧めです!!騙されたと思って読んでください。損しません。

と、煽ったところで本格的なレビューは次回へ。

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