今回のイ・サンは「うろたえるだけが能ではない」
フツー、銃の入手経路やどういう性格の銃なのかというのは調べるでしょう。どこかの国の警察のように自白優先なんだからすぐに取調べと称した拷問をしてしまうのは考え物。
さらに、陰謀を仕掛ける方も、もうちょっと整合性のある物的証拠を用意しなければ墓穴ほることになると思わないのかな。警察、検察機能とも握っているから油断していたのでしょうね。
イ・サン 第1巻―韓国ドラマ・ガイド (教養・文化シリーズ) (ムック)
うろたえるイ・サン
11才の少年にとってはこんな陰謀を仕掛けられたら、うろたえるしかないと思うのだけど、もう少し知恵や工夫は出てこないのかなといらいらしながら見てました。
弱肉強食の朝鮮王朝の政治の世界では少年といえども一人で立たなくては食い殺されてしまう世界ということですよね。イ・サンの側近で使えそうな人がいないのが残念。まあ、ソン・ソンヨンとパク・テスがその使える側近のポジションを埋めることになるのか。
イ・サンは常に直球勝負でかつエモーショナル。直球勝負はいいけどそこにロジックを入れないと「証は?」という英祖(ヨンジョ)の一言で打ち破られてしまう。
助ける英祖(ヨンジョ)、ソン・ソンヨンとパク・テス
今回のポイントは銃が新式であることと、製造番号代わりに製作日とどこで作られたかの銘板が銃に貼られていること。これをイ・サンが知っていれば最初の嫌疑のときに、どれどれと銃を手に取り「思悼世子(サドセジャ)がお亡くなりになった後に作成された銃ですなー。あの世からお父様がやってきて私に与えてくれたのかな」とでも、うそぶけば天才なんだけど、大器晩成型のイ・サンはうろたえるだけでした。
そんなイ・サンをヘルプしたのは英祖(ヨンジョ)。まあ、指導者として事実を多方面から検証するために裏取りをしたのだろうけど、ネシブの者に調査をさせる。そして、そこに絡むソン・ソンヨンとパク・テス。見事にイ・サンの窮地を救う働きをしたけどご褒美なしで刺客に追いかけられる始末。
そして、成長したイ・サンを待つのは暗殺者。いやー、波乱万丈の人生ですね。精神がよっぽど強いのかな。性格ゆがんでしまうよ。
さて、次回からは成長したソン・ソンヨンとパク・テスが見れます。でも、少女ソン・ソンヨンちゃん可愛かったのでちょっと残念。
コメント
「イ・サン」第4話「銃に刻まれた真実」
選挙速報を横目に「イ・サン」を見ていました。銃に刻まれた文字からあっさり、というのはあまりにしょぼ過ぎ(^_^;)、と思いつつもやっぱりやっぱり面白いなあ。さすが、「韓国の橋田壽賀子ドラマ」(←相方の曰く)だけあります(笑)。