イ・サン 第18話「握りつぶされた王命」

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今回のイ・サンは「率先垂範となりふり構わず」

今回はトップに立つものがどのように行動すべきかを示してくれた回でもありました。

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王の代行として国事を実行するイ・サンを補佐すべき大臣たちが「できない」のオンパレード。会社でもありがちな光景ですよね。「それは難しくてできません。なぜなら、xxxxがxxxxだからです」とできない理由を良くぞ見つけてくるものだと感心するくらいリストアップする人いませんか?

「あなたが給料を貰っている根拠は出来ない理由を述べ立てることではなく、結果を出すこと」

と怒鳴りつけたい思いにかられたことは何度とあります。

吏曹判書のチェ・ソクチュできないと言った案件に対して、ならばとイ・サン自信が率先垂範して解決策を示してみせようと啖呵をきる。イ・サンは山本五十六ではないけど「やってみせて、言って聞かせて、やらせてみて、 ほめてやらねば人は動かじ」という精神で立ち向かうのでしょう。

英祖を回復させることで利害一致

英祖の孫であるイ・サンは純粋に権力とは無関係なところで英祖の疫病からの回復を祈る。老論派の重鎮たちはイ・サンに権力を握らせないために英祖の回復を祈る。

英祖が出した王命であるイ・サンを摂政に任命するという書類を握りつぶしつつも、英祖の病を治すための新薬を入手する老論派。目標を達成するためならなりふり構わずに王命を握りつぶすことでも何でもするという態度もトップには必要だけど、こういう騙すやり方は自分にいつかはブーメランのように帰ってくるもの。

ソンヨンとテスは蚊帳の外

政治と医療のことなのでソンヨンもテスも今回のエピソードでは出番なし。ソンヨン自身が何もできなくて悔しいと言っています。

これがチャングムだとどんな事件でも真ん中にいるのですが、やっぱりイ・サンの主役はイ・サンだもんね。

冴えないチョン・フギョムの策

結局、英祖が疫病に倒れたことによるリスク回避に対して有効な手立てを打ててないチョン・フギョム。効くかどうか薬効が不明な新薬に頼るだけというのも情けない。

最悪を予想してイ・サンが王の座につけないようにする悪知恵を出してくれないとダメな悪役というレッテルを貼るぞ。

医官を抱き込んでイ・サンであろうが面会謝絶にして、万が一英祖が死んでも生きているように仕向けるくらいの仕掛けを示して欲しいなー。

結局はお互いの利害がこの局面では一致しているからと、イ・サンは新薬を投与するがこの事態で一番メリットを受け取るのはどの勢力になるのか次回が楽しみです。

コメント

  1. セソン様~ より:

    セソン様に一つだけ言いたいことがあります。チョン・フギョムが、医官と話しているときに、この国で一番の医官が言うことより、民間の医師が言うことの方が信用できるというのか、といった内容の発言をしておりました。でも、私の仕事の関係上経験がありますが、そういうことはしばしばあるのですよ。
    権威主義に凝り固まってはだめですよ!セソン様!
    でも、私のセソン様愛は変わらないのでした。まだまだ成長過程なのですね。セソン様は。
    それとホン・グギョンがちょっとかわいそうに思いました。汚れないセソン様のために汚れ仕事をやっているホンさんも、きっと報われる日が来ると思って楽しみにしておきます。

  2. stanaka より:

    こんばんは。
    >この国で一番の医官
    というのはチョン・フギョムを黙らせるためのレトリックですよね。結局、使わせることになるストーリなので脚本としてはもっと説得性のある理屈でやり込めるとそのロジックが足かせとなりますからね・難しいですね。
    発展途上のイ・サンですね。
    ホン・グギョンみたいな人を部下に持てるかどうかがリーダとしての器の大きさになりますよね。

  3. セソン様~ より:

    お返事ありがとうございます。
    ホン・グギョンが火花バチバチ散らしている会話が面白いと思って、実在の人物かどうかを調べていたら、なんとホン・グギョンのドラマもあるんですね。
    イ・サンをみたらみてみようかな~。
    それと、チョン・フギョムですが、ここ2回ばかりの冴えない展開をみていたら、老論派にちょっと嫌気がさしていて、もしかしたらセソン様に寝返るかも、なんて思ってしまいました。さすがにそれはないと思いますけど。
    あと、チョビがそれなりにかわいい女になる姿が面白くてたまりません。テスには報われて欲しいので(頑張れテス)、やきもきしますが。
    いろいろ楽しみがあって来週が待ち遠しいです。

  4. 「イ・サン」第18回「握りつぶされた王命」

    王妃、大胆なことをやるなあ~と思いましたが、その後が今一つだったような(お。

  5. Sayopee より:

    「できない」は確かにダメですよねえ…。「チャングム」でもそうでしたが、「ああ、こんな上司、オッさん、いるいる〜」と思いながら見てしまいます。
    陰の主役(違うか)ホン・グギョンが冴えないと寂しいですよね。ぴりりとドラマやサンにいい刺激を与えていると思うので、彼はこのまま頑張るんだろうなあと思いますが、彼なりにいろいろ成長していくことでしょう。
    主役がいろいろいるところも見どころのある理由かな、と勝手に思っています。

  6. stanaka より:

    セソン様~さん、こんばんは。
    ホン・クギョン=洪國榮なんですね。ぐぐってみて、この洪國榮という字を見て確かにレンタル屋さんで一杯並んでいたなーと思い出しました。指摘されるまでホン・クギョンと洪國榮が結びつきませんでした。
    Sayopeeさん、こんばんは。
    色々と重ねあわせて見れるドラマかなーと思っています。イ・サンは発展途上のリーダ見習いという感じ。イ・サンがスーパーマンではないので、彼の判断や行動を批評しながら自分の今までの行動を振り返るということができるという感じ。

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