宮廷女官チャングムの誓い 第48話「チェ一族の崩壊」

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今回のチャングムは「チェ女官長劇場と三つの願い」

先週からの続きはあの大口シーンから続きます。よーく、観るとオ・ギョモは口をあけていません。それぞれのキャラにあった口の開け方しています。クミョンはちょっとお上品。その中でチェ女官長は口も開けていますが、目も見開いていて、マァァァ!(Ф_ゝФ)マァァァ!というのをよく表現しています。チェ女官長の主演ドラマの始まりです。

イ・ヨンエ(宮廷女官・チャングムの誓い) 2006年度 カレンダー

ユンスは身の危険を感じてしばらく隠れていたのだった。オ・ギョモが「そーーら、みろ」とはしゃぐ。ヨリも「チェ女官長の指示です」とフォロー? 「個人的なうらみだ」とオ・ギョモ。そこへ、ユンスが「お二人が企んだことです」とナイス合いの手。とうとう、チェ女官長とオ・ギョモの分裂は決定的になる。しかし、ながらオ・ギョモは今回の件はチョンホが仕組んだことと言い、チェ女官長はチャングムが復讐のためにしたことと言う。チャングム冷めた表情。

チェ女官長は当時は宮中にいないというアリバイをしつこく口にします。そこに第二の証人が。ホンイです。「宮中にいらっしゃいました」と証言。それでも認めようとはしない。そして、第三の証人は当時の女官長についていた尚宮(サングン)。「足かせを外したのは私」なんと、そのときのホンイに託した女官長あての手紙を証拠物件として提出。それでもチャングムの陰謀ですと言い張るチェ女官長。それを悲しげな、今にも涙しそうな表情で見つめるチャングム

チェ女官長は身柄拘束。オ・ギョモは自宅で軟禁となります。

「未来永劫許すものか!!」とチェ女官長はチャングムに言い放つ。ど迫力。

とうとう、王様は厳罰に処するよう命令します。

チェ・パンスルのお屋敷では査察が入るのを察知して証拠物件を持って逃げ出すところを一網打尽。さらに、チェ・パンスルは先読みしていたトックおじさんが待ち受ける船で御用。トックおばさんの教育が成果をあげているようです。

さて、取り調べです。クミョンとチョンホが目を合わせますが、チョンホは一礼して視線を外す。クミョンの思いはいかに?白い服のヨリ、医女の姿よりも似合っていてなかなかきれい。好みです。そこに、チェ女官長が逃亡したという知らせが入る。表情の硬いチャングム

チェ女官長は逃亡しながら、なんとか逆転を狙います。見上げた根性です。見習いたいものです。

  • 皇太后に会おうとするが拒否される
  • 自首を進められるが、無視
  • 王様に会おうとするが失敗
  • 王様の前で死のうと思いつく

そこにチャングムが現れる。「私は時間も機会も差し上げたはずです。どうしてこのような道を選ぶのです」とチャングム。「冨と栄誉と権力を守るため」と応えるチェ女官長。「握りしめた手を開いてください。手は血まみれです」そして、続けて「クミョンが全ての責任を背負うことになります」と話をして、暗に自首をしなければクミョンが処刑されると伝える。

チェ女官長はミョンイの墓へ再び行きます。チョン尚宮(サングン)、ハン尚宮(サングン)の最後の言葉がよみがえります。ミョンイに語りかけます。「何故、見てしまったの。友達のあなただけには見られたくなかった」「許して、家と一族を捨てられなかった。許してちょうだい」しかし、石が落ちてきて「許してくれないのね」

帰り道、木に赤いリボンが。ドラマでは何も説明ありませんがこれは女官が着けるリボンで彼女にとってはハン尚宮(サングン)やミョンイの3人で小さいときに木に上った思い出を思い出させるシンボルであった。そのころの無垢で幸せだった頃を思い出しリボンをとろうとして落ちてしまう。せっぱつまった顔がリボンを見た時には子供のような顔になっていることに注目。キョン・ミリさんの演技とても素敵です。

これを聞いたミン尚宮(サングン)とチャンイは悲しみますが、ヨンノでは悲しんだヨンセンが怒ってしまうのが印象的。相当、恨んでいたのね。

判決がそれぞれに出ます。オ・ギョモ、チェ・パンスルは流刑、クミョン、ユンス、ヨリは資格剥奪。比較的ゆるい判決です。

クミョンがチャングムにミョンイの手紙を渡します。「焼いてしまえと言われたけど焼けなかった・・・」「それが私」「迷いを捨てきれず、自分の意志を貫くこともできず・・・・」バックに悲しい音楽が。クミョンのテーマと呼びましょう。

クミョンの言葉は重い言葉。きっと、みんな自分の人生を振り返ると「ああ、あの時ああしていれば」と悔しく思うことがあるでしょう。普通の人はクミョンと同じ。この人の不幸はチャングムと同じ時代を生きたこと。同じ人を好きになってしまったこと。チェ一族のために自分の想いをクミョンもチェ女官長も捨ててしまいました。しかし、一族というのは実は何も実態はなく、そこに価値を置くこと自体が幻に価値を求めるということとなり結局は何も得られないし、幻の一族が何かを得たわけでもない。錯覚の上に築いた世界観といえる。

クミョンのテーマが続いています。宮中から去る途中の道でたたずむチョンホと出会い、「申し訳ないと、それしか言葉がありません」とチョンホ「また、生まれ変わっても、その言葉だけは聞きたくありません」と言うクミョン。悲しい女やねん。

王様から褒美をもらうチャングムチャングムは三つの願いがあると言う。えーーー欲張り。三つも!

  1. ハン尚宮(サングン)の身分の回復
  2. 母、ミョンイの身分の回復

そして、そして、3つめは?? チョンホと結婚させてと言うのでは?? チョンホも期待して聞いているぞ!!

結局は最高尚宮(チェゴサングン)にしてということでした。

コメント

  1. さわわん より:

    こんにちは~。
    キョン・ミリさん、素晴らしかったですね。迫真の演技でした(^^
    >普通の人はクミョンと同じ
    本当にそうですよね。チャングムと仕事? と恋で競わなくてはいけなかったことは不幸といえるでしょう。

  2. ruko より:

    stanakaさん、ソウル楽しんできてくださいね~。
    一味の刑が案外ゆるいって思ったのは私だけじゃなかったようで…。そしてチェ女官長最後迫真の演技だったのに、あの崖はないですよ。私笑ってしまってクライマックス台無しにしてしまいました。
    ここでながせなかった涙をハン尚宮様の幻のときに流しておきました。

  3. stanaka より:

    rukoさん、おはようございます。
    確かにあの崖のシーン。なにやらうちの娘が鉄棒している雰囲気と似ていた・・・。そのまま、直接転落でもよかったかもしれないですね。落ちていくときに小さい頃のフラッシュバックすれば・・・。

  4. stanaka より:

    さわわんさん、おはようございます。
    キョン・ミリさんの独壇場でしたね。抜けた後、誰がこのドラマを支えるの?と思いました。インタビューも面白かったですね。チャングムは生意気だって・・・。

  5. ちょし より:

    こんにちは!
    今朝もう一度見直して、昨日よりも涙してしまいました。
    チェ女官長もクミョンも悲しい人生でしたね。
    クミョンはこれから幸せになってくれるといいんですが。
    チャングムはねぇ~やっぱり出来過ぎですよね。尊敬できるけど共感はしにくいですわ(^^;)。

  6. 透子 より:

    こんばんは。
    きゃーーーーーーーーーーー!!!
    もう感動感動感動の三連発です!!
    クミョンは宮中にいるより、普通に過ごしたほうが幸せになれるんじゃないですか~??クミョンは、チャングムと同じ時期に女官になったことと、同じ人を好きになったこと、チェ・一族に生まれたこと。
    それがなければ、幸せに一生を過ごせたと思うのですが~・・・。
    チェ・パンスルは、まぁ鞭打ちがきいたみたいで、息を絶やしてしまいましたけど・・・・><ほかのヤツラ(ヤツラ!?)は少し軽いですね~(お前がいうな。)
    ハンサングン様の、幻も、とても感動できました><たしかに、チャングムはできすぎですよね~。 ちょっとね・・・><
    でもかなり尊敬できます!!
    話がばらばらですいませんでしたね><
    これからもよろしくお願いします。

  7. 透子 より:

    こんばんは。
    きゃーーーーーーーーーーー!!!
    もう感動感動感動の三連発です!!
    クミョンは宮中にいるより、普通に過ごしたほうが幸せになれるんじゃないですか~??クミョンは、チャングムと同じ時期に女官になったことと、同じ人を好きになったこと、チェ・一族に生まれたこと。
    それがなければ、幸せに一生を過ごせたと思うのですが~・・・。
    チェ・パンスルは、まぁ鞭打ちがきいたみたいで、息を絶やしてしまいましたけど・・・・><ほかのヤツラ(ヤツラ!?)は少し軽いですね~(お前がいうな。)
    ハンサングン様の、幻も、とても感動できました><たしかに、チャングムはできすぎですよね~。 ちょっとね・・・><
    でもかなり尊敬できます!!
    話がばらばらですいませんでしたね><
    これからもよろしくお願いします。

  8. 更紗 より:

    こんばんは、
    今回はクミョンが物悲しかったですね。
    ところでこの時代「死刑」はなかったんですかね?
    流刑が最高刑って不思議で・・・
    実質の死刑は「闇に葬られる」ってことだったのかしら?

  9. kiosk より:

    前半は、女官長の物語ここに完結。
    キョン・ミリさんのラストスパートは素晴らしかったですね。この捨て身の演技で、どれだけ多くの人の心をつかんだことでしょう。
    チャングムが時折見せる冷めた表情。ゾクッとします。「親切なクムジャさん」になっている!
    ここ最近、とんでもない展開でことが進んできただけに、第48話は評判通り見応え十分で本当に素晴らしかった。
    さて、これからチャングムが「大長今」になるためにはどのような試練が待ち受けているのやら・・・。

  10. エイ より:

    こんばんは^^
    最後のほうのチャングムとチョンホさんのシーン。やはりこれからは、二人の恋の行方に焦点が移っていくんでしょうか?
    何とも言えない決着とはいえ、クミョンも戦線離脱したことですし・・・。

  11. kazami より:

    こんばんは!
    ほんと、キョン・ミリさん?迫力がある演技で、それでいて生はお茶目そうな女性で楽しい方そうですね。
    しかし、復讐を成し遂げたチャングム、どこか晴れやかでない感じですね・・
    これから、チョンホが支えていくんでしょうけど、どうも王様もチャングムを見る目が特別になってきそう・・
    クミョンは、これからは支配するものがいなくなったんですからいいと思う方向に動いていってほしいです。

  12. すまっぴ より:

    >しかし、復讐を成し遂げたチャングム、どこか晴れやかでない感じですね・・
    やっぱ女官長には生きてねしぶにきてほしかったですね。クミョンのために。そしたらクミョンは宮中から追い出されることはなかったわけですから…って思います。

  13. stanaka より:

    こんばんは。>ALL
    すいません、韓国旅行していたのでコメントできずに。
    えっと、死刑は確か27話で「打ち首」というのがあったような気がします。
    48話は一つの転換点でしたよね。みなさん、良かったという気持ちとこれからどうなるの?という不安定な気持ちで揺れているような気がします。これからもよろしくお願いします。

  14. フクロウ(40代男) より:

    こんばんは
    クミョンさんの心情は、計り知れず
    チャングムとの会話でも語っていますが
    一族としての行動が、ドラマではありますが
    クミョンの言う 実力で料理し真心が伝われば当然、クミョンが上なのでしょうに?
    表情や言葉 行動にクミョンの悲哀が流れ
    今回は、BGMとともに涙 涙です
    宮中の外でがんばれ クミョン
    サウンドトラックを聞きながら涙して書いて
    います。現実にチャングムより身近な気がします。クミョンをお好きですか?
    皆様のご意見を聞かせて下さい。

  15. stanaka より:

    フクロウ(40代男)さん、こんばんは。
    私はクミョンは好きという感情よりも可哀想という感情が湧いてきます。一族の犠牲と自分自身に固く縛りを入れてしまったという意味で可哀想と思っています。

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