「それでも僕らは走り続ける ラン・オン」(런온) 第16話(最終話)

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「それでも僕らは走り続ける ラン・オン」(런온) が最終話まで配信されてしまいましたね。

「それでも僕らは走り続ける ラン・オン」(런온) RUN ONは呪縛からの解放を描いた—ソンギョム編

ソンギョムと姉のウンビ、母親のユク・ジウは父親であるキ・ジョンドが党内選挙で敗れ大統領候補になれず、さらに離婚することにより父親の呪縛から解放された。

ソンギョムは父親が韓国代表となるスポーツ選手になるよう誘導され、ウンビはプロゴルファーとして活躍することを期待・強制されていた。ウンビに至ってはジョンドの政敵と不倫関係にあるという噂を政敵を潰すために実の父親に流される始末であった。

キ・ジョンドもやったことの事実からすると自分の栄達のためには家族を踏み台にしてのし上がっていくという冷酷無比な父親になってしまうが、彼の心の中では栄達することが自分たちの家族のためと思っている節があって、党内選挙に敗れ、妻からは離婚され、秘書は退職されることにより、ようやく本来のジョンドに戻れるような感じの終わり方であった。

「それでも僕らは走り続ける ラン・オン」(런온) RUN ONは呪縛からの解放を描いた—ダナ編

ソ・ダナは会長である父親が死ぬことにより呪縛から解放された。

呪縛から解放されたことによりガラスの天井は取り払われ、最高の高み(財閥のトップ)を目指すことが可能となった。

その代わりに愛したヨンファを手放すことになってしまう。高みを目指すには最愛の人を手に入れてしまうという充足感を邪魔になるのか、あるいは自分自身を売り物として政略的な婚姻を高みに登る武器として温存するために敢えて別れたのか・・・。

でも、上昇志向の強い人は欲しいものはとにかく手に入れるという志向も強いのだけど、手放してしまうのは彼女の弱さなのか、成りきれない部分があるのだろうか。

ドラマ的にはダナとヨンファは結ばれずにお互いに好きなまま別れた方が絵になるから別れさせたとも意地悪く思ってしまう。
だって、ダナがガツガとヨンファをゲットして、その勢いでヨンファを放ったからしにして財閥トップの座を目指すという話にするテイストではないもんね。

その代わりにヨンファが自分の心を入れた絵をダナに送っている。
さらにヨンファの心はダナにあげたままで返さなくていいと言わせているのがゲットしたということの代わりなんでしょうね。

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