チャングムはヒ素を検知できたのか?

宮廷女官チャングムの誓い 第46話「医局長の遺言」の最初でチャングム中宗の病気の原因をヒ素を含んだ水を飲んでいる牛の牛乳にあるとしています。字幕版ではヒ素を雄黄(ゆうおう)と呼んでいました。漢方では雄黄は薬として使われることもあったとされています。

詳しくは廣中博見氏の【話題】世界各地の飲料水の高濃度ヒ素汚染状況に書かれていますので、ぜひ一読してみてください。ヒ素に関してJICAなどで全世界で活躍されている方のようで、頭が下がる思いがします。また、最後のほうにチャングムにも触れられており、氏の見解では食物連鎖によるヒ素中毒は起こらないということである。これは有機ヒ素は毒性が大幅に減少するからという理由から。詳しくは先ほどのURLでお読みください。

さて、ヒ素は昔から色々なものに使われてきており化粧にも使われたりしていて、美顔化粧水「アクア・トファナ」というのがあって、美白に使っていたようです。これを旦那に飲ませて毒殺なんてこともあったようです。詳しくはオメメの化学講座4.でどうぞ。「砒素の毒性」ではヒ素は無色、無臭で無味に近いとありますので昔から料理に入れての毒殺というのに使われていたのでしょうね。

グルメな中宗であってもほとんど無味とあれば気づかない・・・その牛乳しか飲んでなければ違いはわかるはずもなく、飲み続けていたのでしょう。では、なぜチャングムが気づいたのか? 前回の45話では水を舐めたりしていましたが、現実にはそれでわかるのは難しそうです。そうすると、牧場で牛の状態を診ていましたが、その状態から判断したかと言うと、具合が悪い牛からの牛乳をそもそも王様の御膳に出すのかという疑問が出てきてしまいます。

チャングムが超絶的な味覚の持ち主かシックスセンスを持っているかと考えなくてはなさそうです。この仮説はあながち荒唐無稽とは言えない。現代の測定器でも検知できないでこぼこを手で感じる職人さんがいるくらいですし、若いころの私でさえハードウェアの不良部分を手をかざすだけで当てたことがあるくらいですから(単にそのチップが設計ミスで発熱が大きかったとも言える)。

チャングムが常人を遥かに超えるセンシング能力を有していたとしておこう・・・・廣中博見氏と共に行動するとかなり使い道のある女性といえます。はい・・・・。(^^ゞ(~o~)(~_~;)

さて、new雑記帳2のrukoさんへのお答えになっているでしょうか?

大長今 テジャングム 上
キム・ヨンヒョン 根本 理恵 角川書店 (2006/09/22)

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