チ・ジニ主演の「パラレルライフ」を奥さんと8/5にシネマスクエアとうきゅうで見てからずいぶん時間が経ってしまった。
違う時代を生きるふたりの運命が同じパターンに展開されるという考えをキーに物語が進む映画。一瞬、へっ!?そんなのあり?!なんて思ったが、映画の中で説明されるリンカーンとケネディの似た人生というのを聞かされると説得性が出てきてしまう。
どちらも大統領になって暗殺されるのですが、リンカーンとケネディ、百年の呪いによるとそれだけではない。
- リンカーンが初めて下院議員に当選した年は1846年で、ケネディは1946年。ちょうど100年違い。
- リンカーンが大統領になったのは1860年で、ケネディは1960年。 これも100年違い。
- 二人の暗殺されたのはどちらも金曜日
うーーむ、リンカーンとケネディ、百年の呪いにも疑念が提示されているが都合の良い事件と日にちを選んでいないだろうか・・・。
それでパラレルライフですが、オカルトの映画かと言えばそうではない。真犯人は誰かを探す推理物と私は感じた。映画の初めの方でチ・ジニ演じる敏腕判事ソクヒョンの妻ユンギョンが何者かに殺害されてしまう。殺人を犯した犯人は誰かを推理していく映画なのだ。それを気づかずに異様なシチュエーションにはまり込んでいき泥沼になる物語と思ってみていたらひっくり返されてしまった。
途中からこいつが犯人かな? いや、こいつかも、いやいやなんて推理しだすのだけど遅かったです。最初からそのつもりで気合を入れてみないとダメ。できれば入れ替え制のない映画館なので2回は見なくてはいけないかも・・・なんてことも思いました。残念ながら見たのは仕事帰りの最終回だったので残念ながら1回だけの鑑賞となってしまいました。
チ・ジニさんの別の魅力を感じさせる映画で面白かったです。
コメント