今回のイ・サンは「血は水よりも濃い」
幼少の頃に生き別れた弟が自分の正体も告げず町のごろつきから救ってくれたということで明らかにヤバイ傷を負っているのに助けるソンヨン。やはり、そこは血を分けた肉親だから惹かれあうものがあって助けてしまうのか。
ソンヨンが弟に二人の似顔絵を描いていたのをソンウクが持っていたから成長したソンヨンのことを認識できたのかな・・・・。ドラマなので幼少時代と大人になったときとでは俳優さんが違うのでイメージしにくいけど授業参観などで生徒の親がなんとなくわかってしまう感覚なのかな?なんてことを考えながら見ていました。
権力を追い求めるホン・グギョン
ホン・グギョンの意に沿わないイ・サンへの情報提供した部下を罷免したり、テスやカン・ソッキからの進言を聞き入れずにソ・ジャンボを懐柔しようとしたりと権力を握ることそのものが目的化してしまったように見られるホン・グギョンの行動。
さらには死んでしまった妹のウォンビンまでを利用して、ウォンビンの願いであったイ・サンの子供を授けてほしいと言い出す。イ・サンの異母弟の恩彦君の長男タムをウォンビンの養子にということ。もちろん、世継ぎとなるので、そんなことが実現したらホン・グギョンの権力はとてつもないことになる。
貞純(チョンスン)大妃(テビ)にも根回しに行って協力を要請。とうとう、ホン・グギョンは権力の維持・拡張のためならなんでもしますという姿勢になってきた。大儀の無い権力欲なんてそのうち壊れるものだよと言ってやりたいが今のホン・グギョンはそんな言葉を聞き入れる心境ではないですよね。
再度の側室選び
恵慶宮(ヘギョングン)は再度の側室選びを孝懿(ヒョイ)王妃に告げます。それで今回も孝懿(ヒョイ)王妃は側室にソンヨンを推すのかと思いきやキム尚宮に対しては言葉を濁します。何を考えているのでしょう?孝懿(ヒョイ)王妃は。ソンヨンのことを思って、もうドタバタは経験させたくないと思っているのかしらん?
ソンヨンとソンウク
ソンヨンはソンウクとは知らずに助けて、さらに待ち続けている仲間にソンウクに代わり危険を冒してまで知らせに行く行動をとります。その仲間の口から助けた青年が生き別れて、その後、死んだと思っていた弟のソンウクだと知らされ、弟とのことを回想するシーンがありました。唐突なんだけどなんだかウルっときてしまうシーン。ストーリ的にはかなり唐突なんですが、これまでのソンヨンの弟への思いが描かれていたから回想シーンでウルってきてしまったのかな。
それにしてもマクソンおばさん、お役人にゲロしてしまうなんて冷たいじゃないですか?どんなシチュエーションでゲロしたのかは描かれていないのでよくはわかりませんが、よもや密告しに役所まで行ったのではないよね・・・。
責任者のホン・グギョンとソンヨンは知らない仲ではないのだし、ソンヨンへのイ・サンの特別な感情やつながりというのも認識しているはず。無茶な取調べにならないと思うのだけど。どうなるんでしょ。ソンヨンの拷問シーンなんて・・・ちょっとみたいです。(^_^;)
今回はソンヨンが中心的に描かれていたので私てきには満足な回でした。色んな問題が伏線として解決せずに絡まっていきますがこの後の展開はどうなるんでしょう。
コメント
「イ・サン」第60回 「姉と弟」
今回のメインは、ソンヨンとソンヨクの姉と弟がついに再会を果たすところのはずなんですが、私が印象に残ったのはホン・グギョンの暴走している目でした(^_^;)。
ソンヨンの拷問をちょっとみてみたいというところに大爆笑してしまいました。
うちの家族も、ホングギョンあんたどうしたんだよ!の声が連発しております。
一つは王妃を恨みに思っているところが許せないってところと、やっぱり今までセソン様(現王様)を助けてきたのに、どこまで墜ちて行くんだよ!って感じのようです。
私もホングギョンの変貌は凄く残念です。