バンビ~ノ 第7話

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今回のバンビ~ノは「プロを育てるのはお客さま」

バンビ~ノを観ていて、自分が新人の時を思い出してしまう。ずっと目標とすべき先輩や上司がいて勉強できたなーと。そして、目標にすべき人が身近からいなくなったとき、宍戸鉄幹は何回も伴がうらやましいという心境がなんとなくわかった気になる自分がつまらない。なんのことはない、自分も伴をうらやましく思っている。与那嶺、桑原、美幸のトリオでしみじみ語るシーン。美幸が伴は二人のことを格好いいと思っていると言っていたが、与那嶺と桑原は伴のことをうらやしく思っているでしょうと言って欲しかった。だって、あのシーンからは与那嶺と桑原が伴のことをうらやしい!と感じている気配が濃厚に伝わってきたもの。

伴=バンビの成長物語としては、野上京子を通じた顧客満足とは何かを体感することは野上京子から「とてもおいしそう」という言葉で合格点をもらって卒業となった。でも、そんなに簡単に見極めを与えていいのだろうか?野上京子さん!? 確かに微笑みのロボットから微笑みの給仕にはなれたけど、それって普通になったということじゃないの?野上京子はもっと高いレベルを要求すると思うのだけど。

このドラマは基本的に悪人は出さないというか、いい人しか出てこないと感じたのは伴が顧客満足を悟るきっかけとなった羽山靖秀のエピソードを観て思った。

バンビ~ノ! 8 (8)
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バンビ~ノ! 8 (8)
せきや てつじ
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料理の達人

日々野あすかの恋人である羽山靖秀が登場。普段の勝ち気な日々野あすかからは想像できない女らしさがにじみ出てました。ほれた弱みという奴でしょうか。

決められたレシピを作るだけの料理人ではなく自分が思い描く料理を作れる料理人を目指すという羽山靖秀にかちんときた桑原が料理対決を提案する。そして、羽山靖秀に対するは伴省吾!!本人が一番驚いていましたね。

食べる人が笑顔になれる料理

いや~チャングムのことじゃないってば!!まあ、古今東西真理は同じということか。笑顔なんてことは言ってないのですけどね。

仕事を終えたホールの人たちが評価をするので、塩を控えめに、麺は柔らかめにしたと言う伴。味は羽山靖秀の方が上だと誰もが認めたが、伴の料理もやさしい味がして、いくらでも口にできそうだと評価を受ける。お客さまの状況に応じて料理を変化させることをした伴。なんとなく、チャングムの「水を持ってきなさい」「水であっても器に盛った瞬間から料理となる」に通じるエピソード。

悟り

羽山靖秀は勝負には勝利したが料理人としては負けたと感じたのだろう。日々野あすかにもういちどバンビからやり直したいと告げる羽山靖秀。抱きつく日々野あすかに普段の勝ち気な日々野あすかではなく再び恋人を取り戻した女性としての日々野あすかがいた・・・・。ここはもっと劇的に盛り上げて欲しかったし愛情を込めた表情にしてほしかった。いかにもな演技で終わっていたのが残念。

ハン尚宮じゃない、羽山との勝負でお客さまへの愛について悟った伴は野上に給仕を褒められる。甘いなー野上さん。だめなときにはきちんとダメだしをして、良いときには褒めるというのが、プロを育てるお客というものなんでしょう。

さて、来週は伴は憧れの厨房に戻れるが・・・・ちょいと違うところに戻る。今度はどんな壁がまっているのだろう?

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