ドラマ ガリレオを観て、「容疑者Xの献身」を読みたくなったので読了。ラストでがーーーんとなってしまいました。
小説の雰囲気としてはかなり暗いイメージを持ちました。読んで、元気の出る内容でないことは確かで会社の行きと帰りで読みましたが仕事に決してプラスになるような効果は得られない小説といえます。もちろん、けなしているわけではない。ラストの衝撃を感じるためにぜひ読んでねとお勧めしたい作品です。
東野 圭吾
文藝春秋
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単行本
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また、この「容疑者Xの献身」が本格的な推理小説か否かということで論争が起きていたことを今回の書き込みのためにインターネットを検索して知った次第。こういうことには検索エンジンとインターネットは効果的ですね。
元になった二階堂黎人氏の記事は不定期日記(過去ログ)2005年07月~12月の2005.11.28にある。さらに、二階堂黎人氏のホームページに巽昌章氏の投稿が本格論議のコーナーに掲載されていますので論争の一端をうかがい知ることは出来る。
推理小説マニアではない私にとっては本格か本格でないかは関係なく、面白いかどうかしかないことと、記事のあまりの読みにくさに斜め読みしかしていません。
以下、ネタバレです。推理小説でもあり、ラストの衝撃を大事にするのなら未読の方はスルーするのがよいでしょう。映画を見る前に読むか、読んでから映画を見るのかは悩ましいね。
最近、文庫化されました。↓「容疑者Xの献身」の映画公開が近いからですかね。
東野 圭吾
文藝春秋
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文庫
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・予知夢 (文春文庫)
死体を隠すために戦争を引き起こすというのは結構、聞く話です(オリジナルをご存知の方は教えてください)が、一つの殺人を隠すのにもう一つ殺人を犯すというのは最後になるまで気づきませんでした。
数学の天才だがしがない高校教師をしている石神が自分の人生を賭けて隣の母娘を救う。私は途中までは石神は罪に問われても証拠隠滅とかくらいだからたいしたことはないと、ずっと思っていたのだけどアリバイを確実にするために自ら殺人を犯すなんていうのは尋常ではない。私の想像の範囲外でした。だから、全く気づきもしませんでした。
この数学教師の大学時代の同窓生が湯川という位置づけ。石神は純粋な論理の構築の数学を選択し、湯川は実験していく物理を選択した。その湯川が石神の知力を振り絞ったアリバイ作りに挑戦するというのが本作品。
ある問題と思わせて実は別の切り口の問題であるということが、数学の問題に関して語られるが、もちろんこれはアリバイつくりのことを言っている。それが、別の殺人だったなんて!!
さて、二階堂黎人氏は本格論争以外に石神が好きだったのは母親の花岡靖子ではなく、娘の花岡美里であると主張していますがどうなんでしょう。石神が工藤に嫉妬するシーンは母親の花岡靖子に惚れていることをうかがわせるものだと思うのですが。二階堂黎人氏に言わせると娘の美里が靖子の再婚を嫌がっているからあのような行動をしたのだと書いているのだが。
小説を読み込むと深いものがあるという証明の「容疑者Xの献身」を巡る論争でした。映画はどんな感じになるのだろう??



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