今回の王女の男では若者たちの無力な姿が浮き彫りにされた回です。彼らにとって今回が一番のどん底でターニングポイントになる回だったかなと感じます。これから若者たちが変貌して進化していく様を楽しみにするというのが後半の見方かな・・・。
へたれのシン・ミョン
凱旋パレードして自宅前にやってきた首陽(スヤン)大君を迎える家族にセリョンの姿を見たキム・スンユ。驚きつつも憎き父の敵とばかりに切りかかるスンユを軽くあしらって捕らえるシン・ミョン。ここまでは良かったのだけどスンユが生きていたことに驚き、さらに捕らえられたことに悲しむセリョンの姿に動揺するシン・ミョン。
さらに追い討ちをかけるように首陽(スヤン)大君はスンユをきっちりと殺せなかったシン・ミョンにスンユの処刑を間違いなくするように言い含める。
とにかく、スンユを裏切って首陽(スヤン)大君側に立ったにも関わらず、スンユを殺すのをためらって首陽(スヤン)大君から叱責を受け、セリョンからはそれでもスンユの友人だったのかとなじられ、いいとこなしのシン・ミョンです。ぶれずに悪役に徹していればまだいいのですが中途半端にいい人になってしまうのがこの男の限界か。
何も考えていないキム・スンユ
前回では尾行がついていることを考えもせずに父親が隠れている場所までのこのこと連れて行っては、せっかく息を吹き返したキム・ジョンソを刺客の手にかかって殺されてしまう羽目になってしまう。そして、今回は自分の体力を考えもせずに闇雲に首陽(スヤン)大君に対してテロリズムに走って失敗するキム・スンユ。
とにかく、首陽(スヤン)大君への復讐だけを成功条件とするのなら、体調を完璧にし、さらには首陽(スヤン)大君の娘と分かったセリョンを利用して暗殺の機会を作り一撃必殺でやってしまうという頭は無いのか!?
一体誰がこんな娘(セリョン)に育てた?
スンユが目の前で捕らえられてしまい、さらには翌日には極刑になってしまうということを聞いたセリョンはあっという行動に出る。それは父親である首陽(スヤン)大君にスンユを助けなければわが身を刀で刎ねてしまうという脅し。
セリョンは自分の持っている力では通常のやり方では到底キム・スンユのことを助けることが出来ないというきわめて正しい現状認識を示す。そこで、セリョンは自分自身が持っている特殊な関係である父と娘という究極の人間関係を使いスンユを助けなければ自分は死ぬぞと言う脅しをすることによりスンユの極刑の撤回を勝ち取ろうというもの、
結果だけ見れば極刑から流刑となった訳だし、首陽(スヤン)大君もセリョンには「お前には負けた」的な発言であたかもセリョンの脅しに屈服したような言い方をしている。しかし、実際には錦城大君らが乗り込んできて端宗を支援したことにより実現したもの。到底、首陽(スヤン)大君が自ら何かしたとは言えない状況なのにセリョンには「お前には負けた」的な発言をする。
これは今後の娘との関係を考え、さらにシン・ミョンと婚姻を結ばせるための布石というものでしょう。
とはいえ、首陽(スヤン)大君は娘の育て方を間違えているよ。首陽(スヤン)大君が置かれている政治的状況をきちんと普段からレクチャーしていればこんなことになる前に歯止めは効いていたとは思う。女性だからということで政治的な話は娘の前ではしないようにしていたのでしょうが、将来は王になるという野心を抱いた時点で子供たちへの教育と言うのももう少し配慮していたらよかったと思う。
王女を支えるチョン・ジョン
一番頑張っていて変化の兆しが出てきているのがチョン・ジョン。敬恵(キョンヘ)王女がチョン・ジョンを徐々に頼りにしてきていますからね。懸命に頑張っているチョン・ジョンだけどやはり後ろ盾も何も無い悲しさでクーデターに抵抗するだけの力が無い。
さて、誰が今後一番成長するでしょうか?

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