今回のイ・サンは「似顔絵作家、ソンヨン」
英祖が死に場所として定めたのは民衆の近く。商人に自分の正体を隠して英祖の評判を聞くと、ポジティブな評価が返ってきて満更でもない英祖。ドラマの中で描かれている英祖は老論派と綱引きしながら民衆のために良かれと思われる政策を政治的に可能な範囲でやっていく頭の良い現実政治家というように私には受け取れました。
そんな英祖からするとこのような人生の終わり方というのは良かったのでしょうね。
王様が亡くなったときに重臣も民衆も号泣するシーンがでてきましたがチャングムでも中宗が亡くなったときに同じように悲嘆にくれる民衆が描かれていましたが史実ではどうだったのでしょうね?
それと、チャングムつながりでは
ヤン・チョビ(ヨンノ)←→キム・ジョングム尚宮(ミン尚宮)
という構図でジョークをかましていたのはイ・ビョンフン監督のお遊びか? いっそのこと英祖の側の医女にはイ・ヨンエさんを出して欲しかった。
イ・サン 第2巻—韓国ドラマ・ガイド (教養・文化シリーズ) [ムック]
ソンヨン、思悼世子(サドセジャ)のモンタージュを作る
英祖が呼んだのはソンヨン。なんと、思悼世子(サドセジャ)の肖像画を描けというオーダ。ソンヨンは英祖が語る思悼世子(サドセジャ)の顔の特徴を聞いたのを肖像画に変換する作業をすることに。
ここで思い出すのは風の絵師。風の絵師では5人の肖像画の中に思悼世子(サドセジャ)の顔のパーツが隠されているのを見つけて組み合わせて思悼世子(サドセジャ)の肖像画を作り上げるというもの。
思悼世子(サドセジャ)の肖像画を首尾良く作成したソンヨンは英祖から英祖の生母の指輪をもらう。英祖はイ・サンとソンヨンの二人の思いを感じ取って指輪という贈り物をしたのだろうか。しかも英祖の生母は身分の低い女性ということから茶母のソンヨンとの類似性もある。なんだか意味深な指輪だなー。
チョン・フギョムの反撃
真っ向勝負の軍事力では英祖というジョーカーの復活によりあえなく潰えてしまったため、次の打ち手は海外の支援(清国)とテロリズム。イ・サンの暗殺をするために刺客を雇入れるが、費用は1万両。これは朝廷の年間予算に匹敵するということなんだけど、老論派の重臣たちで調達できるというのはよっぽど老論派の重臣って溜め込んでいるんですね。
それで塗装する職人に紛れ込んで宮中に忍び込むまでは良かったんだけど、あっさりとイ・サンに見つかってしまってど~する?
以下は公式ガイドブックの受け売り&備忘録
屋根の上で服をはためかせているシーンがありましたが、これは「上位復(サンウィボク)」。王に仕えていた内侍が王の普段着を空中に漂っている王の魂に゜見せることにより戻ってきてもらおうという意味の儀式。
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