今回のチャングムは「親切なクムジャさん Part2」
と、書いてしまったが次回(12/23放送分)はPart3になりそうだし、芸のない表現だな・・・。
2話連続で見るとジェットコースターなのがとても良くわかる。治療方法が解明されて↑、チェ女官長とクミョンに面会して↑↑、ところが中宗が失明の危機なって↓↓、その後改善されたことがわかって↑・・・。見ているほうは休む暇なし。
過去の感想は↓↓
宮廷女官 チャングムの誓い 第44話「投獄」
宮廷女官 チャングムの誓い 第45話「失明の危機」
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HOT CHILI PAPER Vol.32 76ページに私の記事が掲載されています。編集者の方がうまく編集してくれていて、思わず自分の書いた記事を読みふけってしまいました。 by G-Tools |
44話ではますますチェ女官長の迫力がパワーアップ。しかし、その迫力に反比例するかのようにチェ一族はおいつめられる。なんと、ヨリの元女官長の名誉回復という元々の真の目的を果たすためにクミョンに罠をしかけ料理に嫌疑がかかるようにした。さらにオ・ギョモをチェ一族から分断して元女官長の側へ付くように工作する。
オ・ギョモの保身を考えた変節ぶりとなんとかしてくれると思っているチェ女官長の対比が面白い。
そして、チャングムは治療法が解明されること=チェ女官長とクミョンを助けることになることを知り悩む。医術か復讐か? 出した答えは医術。誰恥じることのない道を歩むことを選ぶ—いわゆる「お天道様が見ている」という考え方ですね。でも、単純に助けるのは不満だとばかりに牢獄へ顔を出して二人に話し掛けるシーンはクムジャさんとなってのプチ復讐かもしれない。
ところが45話では一転して中宗が失明してしまいチャングム大ピンチとなる。今度はチャングムとチョンホが牢獄へ。
この回ではオ・ギョモ=チェ一族連合とチャングム連合の戦いに第三の勢力として皇后が参戦する。中宗の治療について皇后が独断専行して医女にまかせていると批判を強めるオ・ギョモに対して一度は折れる皇后だが医局長の治療ではうまくいかないことが見て取れると再度チャングムに治療をまかせる。これは皇后の権力をかけた戦いの色合いが強くなってくる。中宗が失明したときに取り乱したのは中宗を思ってのことなのか、自分の権力のことを思ってのことなのか私は後者だと天邪鬼で思ってしまった。だから、チャングムの治療がはかばかしくないと感じると感情的になりチャングムを弾劾して、そのあとすぐに呼び戻したりと振幅が激しい。これは皇后の政治生命をかけた戦いとなっているためだ。
45話は皇后の回とも言える。
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