家族三人で見てきました。
宇宙ショーへようこそ 公式ガイドブック [単行本(ソフトカバー)]
きっちりと作った絵があるかと思えばかなりゆるい設定があったりして不思議な作品。登場する子供たちは自助自立したキャラクター。成長物語の様でいて実はキャラクターたちは既に成長していて、キャラクター間の立ち位置を宇宙に出ていくことにより再確認して、そのことが表に表れてくるのを確かめる作品といえる。
その意味では真の成長物語ではないためカタルシスを覚えるような爽快感は得られないが達成感はある。
宇宙ショーへようこその世界観(宇宙観)は超光速を実現しているが他の面では地球レベルの科学技術の世界であり矛盾があるがそこがゆるさの部分。ハードSFには行かずにファンタジーへ逃げたライトノベル系の作りは結構、万人受けするかも。
お話し、自体は単純なストーリだけど周辺の作り込みがしっかりしているので、とても楽しいアニメに仕上がっている。家族で楽しめる作品です。★3.5/5
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