映画「カノジョは嘘を愛しすぎてる」を1/4にイオンシネマみなとみらいにて鑑賞しました。16:10からの回で149席のうち80%くらいの観客でした。大半はカップルもしくは若い女性同士の中でおっさんが一人で見ているという完全アウェイ状態の中で鑑賞しました。
映画「カノジョは嘘を愛しすぎてる」~オリジナルサウンドトラック~
原作もヒロイン役の大原櫻子も何も知らずに臨んだ映画でした。
あらすじなどは他のサイトに任せるとして、おっさんとしての感想を書きます。結論としては楽しめました。佐藤健、三浦翔平、窪田正孝、水田航生、浅香航大などの若いイケメンに寄りかかった映画で飽きるんじゃないかと危惧していたのですが、ライトノベル(ラノベ)のテイストが好きな人は楽しめる出来でした。
予想したシーンが全て出てくる
ラノベでありがちなんですが、作家さんが今までいいなーと思っていたクライマックスシーンをクライマックスではないところに惜しげもなく投入するという作りになっています。
なので、ここではこういうシーンがやってくるぞと思っていると本当にやっちゃうんですから驚きの連続を通り越して、そんなにテンションを高原状態にするのはまずいぞと逆に見ているこちらが冷静になってしまうくらい、クライマックスじゃないのにクライマックスシーンの連続でした。
それは秋と理子の出会いが、どじな女の子のキャラクター全開の持っている物をぶちまけるというシーンだし、続いて一目ぼれしちゃう展開もそうです。
そして、ロンドンに去っていこうとする秋を止めるために大事にしていたベースを奪うシーンでの理子がベースを持ち、座り込んだカットはどこかでみたぞ~という既視感を覚えるものでした。
エンディングロールが流れた後も期待していた通りドラマは続き、しかも去っていくと見せかけた秋が戻ってきた「理子」とつぶやくエンディングは見事にラノベの王道パターン(本当か~という突っ込みはなしね)を演じてくれました。
さすがに周りの女子たちも最後の「理子」って何と狼狽えていました。
茶化して書いていますが私は決してこの演出はきらいじゃありません。ただね、もうちょっと溜めてもいいんじゃないのかな。そうするとクライマックスシーンが本当にクライマックスになるから。
揺れる画面
最初はわざと手持ちのカメラで撮影しているので若干画面が揺れているのかなと思っていたのだけど、メイキング見ていると手持ちじゃない。
そうすると、橋の上の撮影が多かったから橋自体が上下に揺れているからなのでしょうか? じっと見ていると酔いそうになっちゃいました。
ところで、原作はまだ連載中なんですね。なんだか、原作が気になってきました。電子書籍でもリリースされているので買ってみようかな。
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